18年2月23日
昨日は体調が悪かった。気がした。
朝に起きて、8時間バイトして、小雨に濡れながら家路についた。
これだけでものすごく疲れた。これを週5でやってる社会人の体力はすごい。
さて、一昨日書けなかった「最後の制服」タマちゃんについて。
彼女もすごい。彼女の存在がこの作品の百合度をググっと上げている。
どこまでもまっすぐで、傷ついてもフラれても絶対に後ろを振り向かない如月。
そんな如月を後ろから支えることしかできないタマ。
体重を気にしてご飯を減らしても、眼鏡を「如月の色」に変えても、如月は絶対に振り向かない。おまけに如月から「お前はいいやつ」なんて言われちゃったり。
でも如月に一番近くて、如月の表情を誰よりも多く知っている。
一番近くて、一番遠い存在。
「そばにいること」にクローズアップしたこの作品で、そばにいながら絶対に愛を勝ち取れないキャラクターを描いた袴田先生について、敬畏に堪えない。
さてもう寝る時間だ。明日もバイトらしいので早起きを心がけたい。
18年2月21日
袴田めら先生の「最後の制服」をまた読んだ。
積み本もまだたくさんあるってのにまた読んだ。
…やっぱりすごい。とてもいい。最高だ。
キャラクターとその関係性の儚さ・色鮮やかさに色々なものをこみ上げてしまう。
具体的な魅力といえば、まずは心情の表現にあるだろう。
メインキャラたちの揺れ動く、またはまっすぐな感情も魅力的だが、この作品で自分が一番心を動かされたのはバイプレーヤーの如月、そしてタマちゃんである。
上巻での「息の根が止まるまで」、下巻「熱病」での如月は素晴らしかった。清々しかった。
紅子にかすりもしないのは分かっているが、どうにか一瞬でも彼女の心を捉えたいという死にものぐるいの、しかし儚い愛。
卒業式での、すべての執着を捨てた全身全霊の愛の告白。
如月の突飛な振る舞いも、溢れんばかりの紡への対抗心も、そして紅子へのストーキングも…すべての行動の原動力が「紅子への愛」である。潔い、ストレートな、眩しすぎる感情を持った変態なのである。
これほどまでに潔く、彼女ほどかっこいいキャラクターというのはなかなかいない。
この作品を読み返す度に、彼女の感情をより尊いものと感じ、ときに涙してしまう。やはり袴田先生は神様だ…!
寝る時間が迫ってきたのでタマちゃんについて書けなくなってしまった。また明日にでも。
アドセンスじゃありません。アドゥレセンスでもありません。
18年2月20日
今日はサークルの同期の野郎どもを集めてお好み焼きを食べに行った。
西荻まで引っ張り出すのは少し申し訳ないと思ったが、全員あまり気にしていないらしい。よかった。
さて、留年していない同期たちはもうそろそろ就活が始まるらしい。
就職も決まり、卒論も書いてしまえば来年の今頃には卒業確定となっているわけだ。
留年して言うことではないが、さみしい。
自分はあいつら以外に友達はいないし、仲のいい教授がいるわけでもない。
あいつらが卒業してからの2年間、どう過ごせばいいのだろうか。
最近Twitterにいる時間が増えてきたが、これから益々そうなっていくだろう。
Twitterがせめてもの救いになればいいと思う。
だからどうか自分を傷つけないようによろしくお願いしたい。甘っちょろい環境で育ってきた自分は傷つきやすいので…
18年2月18日
昨日は朝6時くらいまで眠れなかった。
布団に入りじっとしているとどうしても藍原姉妹のことが気がかりになってしまう。
なんとか寝るためにテンションを上げようと(?)色々voiceroid実況を見ていた。
結果せつなさがある程度収まり眠れそうにはなったが、収まったせつなさのスペースに新しく嫌な感情が割り込んできた。
お前には何もできないぞ
お前には何もできないぞ
お前がいくら藍原姉妹について悩んだって無駄なんだぞ
と。
一見絶望的な感情に見えるが、何もできないはずはない。
藍原姉妹の周辺人物のように、芽衣の行く道を、決断を、そして柚子の愛を、素直さを、二人の行く末を、信じることができる。
これだけできるなら自分としては最高だ。あの感情への答えにはなっていないが…
結果的に気持ちが固まり、それからスッと眠ることができた。単純である。
約一日経って考えてみると、あの感情は単に「いいから寝ろ!」という体からのお達しだったのかもしれない。
いい百合ライフにはいい睡眠を。今夜は多分いい感じに眠れそうだ。
18年2月17日
百合姫4月号、citrus36話を真っ先に読んだ。
せつない、せつなすぎる。前話からの流れで色んな感情を持っていかれてしまった。
比較的外の世界と通じていて、学園の中だけでは完成しないこの物語で、結婚とか跡継ぎとかそういうものが絡んでくると急にリアルになって、胸をグサグサと刺されてしまう。
表現方法も相まって、自分の中ではこの36話が物語の紛れもないピークとなった。
せつない、とてもせつない。頭を抱えた。
しかし、このせつなさこそ自分の愛する百合の真髄ではなかろうか。
せつなさを乗り越え、確固たる愛で幸福を掴み取る作品も大好きだが、citrusはおそらくそんなにキレイには終わってくれないだろう。それでもいい。
そういうところも含めて、偉そうではあるが自分はサブロウタ先生が打ち上げるcitrusの最後の花火に大いに期待したい。
来月号は休載。この2ヶ月、とびっきりせつなく過ごしてやろうじゃないか。
18年2月16日
新たに日記を書くにあたり、2年前に書いていたものを読んでみた。
ひどい。なんだこれは…お前何考えて生きてたんだ?
昼に起きてはやれレコードを買っただの、Amazonが届いただの、ゲームで一日を潰しただの…
これでは留年やむなし。
自分の子供がこんなんに育ってしまったら間違いなく殺してしまうだろう。嘘、殺す勇気はない。
むしろ我が子の失敗を恥じて自殺してしまうだろうか。これも嘘、自殺する勇気すらない。
そもそも自分は結婚できないだろう。オタク・ヤニカス・不細工・吃音・バカ。役満っす。恋愛経験もねえぜ。へっへっへ。
自分としては別にそれでいいのだが、孫の顔が見られないというのは親にとっては辛いだろう。でもよく考えてみれば孫の顔は兄貴がなんとかしてくれるし、自分は就活を頑張って孫の顔以外のことで親孝行できればいいなと思っている。
マイナスに振り切ったであろう親孝行度をなんとかプラマイ0に戻し、できればプラスに転じさせ、自分が死んだときに「まあ、そこそこだったね」と言われるくらいになりたいと思う。高望みではあるが。
やっぱり無理な感じがしてきた。寝る。