ワタシ肉体星座胎生録

TwitterID: sela2035

18年2月26日

背川昇先生の「キャッチャー・イン・ザ・ライム」1巻を読んだ。

ラップバトル×百合といういかにも熱い組み合わせ。監修にラッパーを迎えており、ただ単に奇を衒ったものでないとしっかり伝わってくる。

さて、キャラクターについて。根暗なメガネっ娘、ぽっちゃりめの世話焼き、天真爛漫な”ラップの申し子”、トランスジェンダーのシモネタ好きっ子、ソロキャンパーDJ…

それぞれキャラが立っていて、しかし同時に彼女らの抱える闇も印象的に描かれているので、スルスル世界観に引き込まれていく。また、心の闇によって深みを増したキャラクター性あふれるラップは必見。単純に読んでいるだけでも楽しくなってくる。

 

彼女らの関係性を見るに、百合漫画というよりかは青春漫画かもしれない。2巻も期待。

 

キャッチャー・イン・ザ・ライム 1 (ビッグコミックス)

キャッチャー・イン・ザ・ライム 1 (ビッグコミックス)